液体窒素の役割

液体窒素とは、沸点がマイナス196度のほどの液体の事をさします。
主に製造業での金属の熱処理や医療現場や食品製造の際に利用されますが、エアロスカウト温度度管理タグで多く利用されるのが液体窒素容器の温度管理です。

液体窒素容器で保存されるもの
●バイオバンク/ウイルス研究所
-細胞、骨髄細胞、幹細胞、血液、DNAサンプル、iPS細胞、CAR-T細胞、患者様検体、iPS細胞
●不妊クリニック
-凍結受精卵、凍結精子、凍結卵子
●その他研究機関
動物の生体試料
近年では採卵から胚移植に至るまでの高度な「生殖補助医療」いわゆる不妊治療も保険適用された事で不妊治療をメインとしたクリニック様からもエアロスカウトの温度管理タグについてお問合せを頂いております。

また、国際臨床試験での薬品・試薬・検体への厳格な温度管理に対応するため国立高度専門医療研究センターである国立国際医療研究センター様への導入実績もございます。

システム導入前の温度管理の課題

●記録が手動のため、1日何度も温度計をチェックなければならず、管理するモノが多いほど手間と時間がかかりミスが多発
●ISOや監査対策のため
●夜間、休日など無人時の温度上昇に対応できず、フリーザー内の検体が融解するリスク
●警報が出た場合、実際に何℃を超えたのか把握できず、現状確認のためフリーザーのある部屋まで確認に行く必要があった

エアロスカウトが選ばれる理由
●-200℃から+140℃までと幅広い温度帯に対応
●24時間365日でリアルタイムに自動計測
●計測データはWi-Fiもしくは専用受信機を通して、自動収集・記録
●計測した温度データはPC・スマートフォン・タブレットから遠隔で確認可能
●停電やネットワーク不通時には温度データは計測器本体に一時的に保存
●ドアの開閉センサー付き
●監査機関に提出出来るレポートが出力可能
その他詳細についてはこちらをご覧ください。

エアロスカウトの温湿度センサータグ(計測器)は最低-200℃、最高+140℃の幅広い温度に対応しております。
国内ではコロナウイルスの検体が保管されている超低温フリーザーでの運用実績や、海外では州保健局、JC、CDC、CAPなどの機関向けに、医薬品、ワクチン、血液製剤などの保管装置の規制遵守を証明するためにエアロスカウトの温度センサーシステムが利用されています。