T15h 温湿度センサータグ

T15hタグの概要

周囲の温度と湿度のモニタリングT15hタグには温湿度センサーがオンボードで搭載されており、手術室などのミッションクリティカルな場所の周囲の温度と湿度を常時監視することができます。

ISO 17025:2005に準拠したNISTトレーサブルな校正証明書を添付することができます。


動作温度範囲:0°C to 50°C (32°F to 122°F)
保管温度範囲:-20°C to 60°C (-4°F to 140°F)
湿度: 0% to 95% RH 結露なきこと 防水・防塵保護等級: IP-52

温度測定可能範囲: 0°C to +50°C (32°F to +122°F)
精度:+/-0.5° C (+/-1° F) 湿度測定可能範囲: 5% to 95% RH

寸法 LWH: 114x 77 x 20.3mm (4.4 x 3 x 0.8inch)
重量: 150g (5.3oz) with batteries

バッテリー : 単三電池2本(アルカリ電池)
外部電源(USB-C インターフェース) : 5V/0.5A アダプター(オプション:別売り)

送信出力 :
~+19dBm(~81mW) 特許取得済みのクリアチャンネルセンシングにより、ワイヤレスネットワークとの干渉を回避

●通信
BLE (Bluetooth Low Energy): BLE 5.0 [2.402 GHz —2.480 GHz (2.4GHz bands)]
Wi-Fi: 802.11 radio (2.4 GHz); b/g/n 準拠

●通信距離
(目安) 屋外 : ~ 200m (650 feet) 屋内 : ~ 80m (260 feet)

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タグのディスプレイには、現在の温湿度、前回の監査以降に測定された最低値と最高値、バッテリーと電源の状態、アラーム表示が表示されます。 ボタンを使用して、タグのメニューオプションをナビゲートしたり選択したり、タグをアクティブにしたり、シングルプレスで手動監査を実行したりします。

タグには、4つの異なる音が鳴るブザーと、タグのアクティブ化、アラート、バッテリー残量低下などのステータス表示用の3つのLEDが含まれています。

タグはPEAP-MSCHAPv2プロトコルを使用した802.1xエンタープライズセキュリティネットワークをサポートしています。さらに、TLS1.2プロトコルを使用したサーバーとのHTTPS接続をサポートしています。これにより、プレインストールされたX.509証明書を使用してサーバーの認証が可能になります。

タグは片方向ビーコン通信(センサーデータの送信)と双方向Wi-Fi通信を利用したアソシエーションと認証を行います。このユニークな組み合わせは、高度なアプリケーション向けの柔軟でスケーラブルなソリューションを提供します。タグは、セキュアまたは非セキュアモードで1つのネットワークSSIDをサポートし、最大2つのアプリケーションサーバ接続を保存することができます。タグは静的 IP 設定と DHCP の両方に対応しており、アクセスポイントとアソシエーションすることで、アプリケーションとの同期が可能となります。

タグは単三電池2本と、電池寿命を節約するために使用できるオプションの電源アダプターで駆動します。バッテリーレベルはデバイスとサーバーアプリケーションで常に監視されています。タグは利用可能なときはいつでも外部電源を使用します。(外部電源を使用する場合はバックアップとして電池の同時使用を推奨します)

温度の測定間隔は、あらかじめ設定された静的構成を用いて、1分、5分、または15分間隔から選択、設定が可能です。

付属のクレードルを使用して、さまざまな監視対象のアセットにタグを簡単かつ確実に取り付けることができます。

タグには温度と湿度のセンサーが搭載されています。周囲の温度・湿度を測定することができ、測定値が設定された範囲から外れた場合、アラートが発生します。アラートはタグ本体で、またはアプリケーション(MobileViewやAeroScout LINKS)を介して発せられます。

タグの前面にあるメインボタンを押すことで簡単に定時の温度監査(チェック)を記録することができます。

タグのオンボードメモリには、最大128,000件(温度64,000件、湿度64,000件)の測定値を保存できます。データはサーバーアプリケーション(MobileViewやAeroScout LINKS)を使用してモニターすることができます。

※タグが各アプリケーションと同期するように設定されている場合

タグはネットワーク接続障害時にデータを保存することができます。記録されたデータは、通常のネットワーク接続が再開されてから24時間以内にサーバーアプリケーションと自動的に同期されるか、またはタグから手動で同期を実行することで直ちに同期されます。オフラインのデータは、サーバーアプリケーションのレポート機能を介して表示されます。

※タグが各アプリケーションと同期するように設定されている場合

MobileViewやAeroScout LINKSを使用して、タグの温度が範囲外になったときや冷蔵庫のドアが長時間開いたままになったときなど、特定の状況のアラートをトリガーするようにイベントを設定することができます。Mobileviewではさらに、イベントを設定してタグのバッテリーレベルやプローブのエラーの状態を監視することができます。

タグはBLE技術を使用して、デプロイメントマネージャ(DM)アプリと通信してデバイスの設定やセットアップを行います。